Winタブ道場

更新&アップデートをしよう

【Winタブ道場】

タブレットに限らず、Windwosパソコンを買ったとき、すぐにやっておいた方がいいことのひとつが、「更新」と「アップデート」です。
「更新」と「アップデート」と書くと、「どっちも同じじゃないか」と思われるかもしれませんが、このブログでは、

更新…セキュリティ情報などのデータ修正
アップデート…機能が追加されるなど大規模な変更を伴うもの

と区別します。「Windows8」から「Windows8.1」などがアップデート、そのほかの日常的なデータの追加が「更新」です。
とは言っても、実際の手順はまったく一緒です。

(1) 画面の右端からスワイプ(「チャーム」が表示される)
(2) 「設定」アイコンをタップ
(3) 「PC設定の変更」をタップ
(4) 「保守と管理」をタップ
(5) 「いますぐチェック」ボタンをタップ
(6) 更新またはアップデートできるものがあれば、「詳細の表示」をタップ
(7) 「インストール」ボタンをタップ

注意しなければいけないのは、この操作は何回かしなければならない、ということです。
もし、あなたが買ったパソコンに採用されているのが「Windows8」ならば、

Windows8の「更新」
 ↓
Windows8.1への「アップデート」
 ↓
Windows8.1の「更新」
 ↓
Windows8.1 updateへの「アップデート」
 ↓
Windows8.1 updateの「更新」

と、都合5回は、この作業が必要になります。
ちょっと面倒ですが、この作業が必要なのは最初だけです。とはいえ、最新のデータの方がなにかと安全ですし、アップデートをすることでより便利になった部分もありますので、「買ったらすぐに更新&アップデート」と心得ておくとよいでしょう。

2つの「Windows」

【Winタブ道場】

Windows8.1の特徴のひとつが、「2つのモードを持っている」ということでしょう。
ひとつが、従来の「デスクトップ」画面です。

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Windowsはもちろん、Macなどでもお馴染みです。Linuxでも、このようなデスクトップを使えます。
いままでWindowsを使っていた人は、ほぼ違和感なく使うことができるでしょう。

Windows8.1では、もうひとつの画面が用意されました。それが「スタート画面」です

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タブレットなどTouchパネルで操作しやすいようにできています。
いままでの「スタートメニュー」を拡張したもの、とも言えますし、「スマートフォン感覚で使えるモード」という言い方もできます。

この2つの画面、単に「表示スタイルが違う」というだけではないのです。
たとえば、「スタート画面」にも「デスクトップ画面」にも、IE(インターネットエクスプローラー)があります。ひとつのパソコンに入っているのだから、当然同じかとおもいきや、実は「ほとんど別アプリ」と言っていいくらいで、片方でできることが片方でできなかったり……といったことがおこるのです。
実際問題、「スタート画面」と「デスクトップ画面」は、まったく別のOS、くらいに思っておいた方がいいでしょう(正確にはほかの言い方の方が適切かもしれませんが)。

Windows8から「ストア」という、アプリを入手できる場所が用意されるようになりましたが、ここで入手できるのは「スタート画面」用のアプリです。なので、こちらのルートでインストールしたアプリのことを「ストアアプリ」と呼びます。
一方、いままでのように、メーカーのWebサイトからダウンロードしたり、お店で買ったDVDなどからインストールしたものは、「デスクトップ画面」で操作することになります。なので、こちらを「デスクトップアプリ」と呼びます。

どっちがいい・悪いというのは、一概には言えません。
いままでと同じアプリを使うなら「デスクトップアプリ」でしょうし、タブレットなどタッチディスプレイのパソコンなら、「ストアアプリ」の方が便利に使える場面が多いでしょう。

いわばWindows8.1は、「従来型のWindows」と「まったく新しいWindows」の2つが使えるお得なOS、という見方もできます。TPOに応じて、うまく使い分けるようにすると、もっとパソコンが便利に使えるのではないでしょうか。

Windows8の基礎知識

Windows8や、Windowsタブレットの使い方を説明して行く前に、まず「Windows8」そのものについて、説明しておきましょう。

Windows8は、2012年に発売が開始されたOSです。8というのは、「8代目のWindows」という意味。

そして、2013年10月に発売開始されたのが「Windows8.1」です。これはWindows8のマイナーバージョンアップになります。

さらに、2014年4月からは、「windows8.1 update」というバージョンが発売開始されました。これは、「Windows8.1」に、さらに小変更を加えたバージョンです。

世間では、これらをすべてひっくるめて「Windows8」と呼ばれています。

もちろん、基本的な部分は共通なのですが、細かいところで使い方が変わってきたりしています。細かいところではあるのですけれども、実際に使う上では、かなり重要な部分を含んでいたりするのです。

なので、「ある本には、こうしろって書いてあったのに、ウチのパソコンには出てこないぞ」なんてこともあったりするわけです。

このブログでは、「windows8.1 update」をベースに、解説していきます。「Windows8」「Windows8.1」では、微妙に操作や画面が違ってきたりするかもしれません。

いずれも「windows8.1 update」にアップデートできますから、あらかじめ「windows8.1 update」にアップデートしておくといいでしょう。

また、このブログの中では、「Windows8」と表記されていても、特に注意書きがない場合は、「windows8.1 update」を指すこととしますので、あらかじめご了承ください。